じゅんたんが面接官を行っていた時の大規模面接会の判断基準を、内緒で教えますね。
採用面接官は限られた時間内で判断するために、一定の質問内容を決めており応募者の回答内容とその受け答えの状況から人柄を判断するのが一般的です。また採用までの面接が複数回ある為に、面接毎に応募者の見方が変わります。
じゅんたんが勤めて居た特例会社でハローワークが主催する大規模面接会に参加した際の事例で説明いたします。
⭐️一次面接時の採用面接官が考える事は、なになに教えて!
① 面接会の開催時間を確認し終了30分前に時間を設定する。(ハローワークが会場を借りて
おり時間内の終了を強く指導される為にスムーズな片付けができる時間を確保する。)
② 応募者が面接希望の紙を各ブースに用意された受付に提出。第一希望者はブース前の待合席で待って居る事がほとんどであるが、開始前に面接官が受付に提出された紙の枚数を確認し総時間から応募者人数を割り出して面接最長時間を想定させる。
③ 面接が始まると履歴書を確認しながら、障害特性と配慮事項を確認しながら会話を進めるが
人物面だけを確認する。
他者を攻撃しそうな性格はと自身の障害の受け入れができて居ない方はこの場で落とされてしまう。時間にして5分程度で面接官はある程度のイメージを抱く為、この5分間で好印象を与える必要がある。
④ 第二希望で受付に提出されたものは時間が足りれば受付するが、人数が多い時は早めに終了されてしまうので注意が必要。第一希望を受付し終了後、時間があれば面接の練習程度で参加する程度で考えた方がいいですよ。
⑤ 対ハローワークの関係性から一次面接通過者ゼロは行わないのが、暗黙のルールになって居ます。
ポイント!
第一希望に縛って受付を行い、面接官の顔を見ながら笑顔で自身の障害特性と配慮事項を伝えることに集中しましょう。
⭐️二次面接時の採用面接官が考える事は、なになに教えて!
ここから事前に作成された履歴書等の書類を見ながらの面接になりますが、聞かれる内容は全員一緒です。
他者との優劣を付ける際に質問内容が相違する事で比べる事ができないからです。
① 履歴書の中身を確認。特に中途採用者は転籍事由が明確であるか?長期の空白がある際には入院等の理由が明確化を確認していきます。
② 通勤について。通勤経路を確認し通勤ラッシュ時の経験や問題がない具体的な回答を聞きます。特に通勤時間1時間以上は負担が大きいので大丈夫である根拠を答えましょう。
学生時代は1時間半掛けて通学して居たなど。
③ 生活のリズムについて。何時に起きて何時に寝て居るか?入社が決まった際のイメージを持って計算をして回答して居るか?
④ 働く体力について。雇用時間例えば9時から17時勤務でうち昼休み60分が基本的な勤務時間であるが1年間働くことができるか?長くないか?自分の体調に合った勤務体系か?
⑤ 配慮事項は?障害についての内容を自分自身の口から説明を行い、配慮して欲しい事を伝える。
⑥ 通院頻度について。有給休暇が付与されるがその範囲内で可能か?足らない場合は欠勤となり業務マッチしていないとの判断になる。通院を土曜日に変更するなどの対応が必要になる。
⑦ 志望理由。支援機関等や職業訓練を経由されて居る方は練習して居るとは思いますが、自分の言葉で回答した方が心象が良い。
⑧ 実習。実習は必ず受けた方が自分のためにも良い。業務マッチして居なければ遅かれ早かれ退職する可能性もあるので自分に合う仕事かを確認させてもらう。先方に依頼するのも問題は無いが受け入れ態勢次第。
⭐️三次面接時の採用面接官が考える事は、なになに教えて!
ここまで来ると、複数の面接同席者が居て人事部長または役員がその中に居ます。
ここでの面接は今までの答えが虚偽でないかの確認と人物面・障がい面・健康面を複数の目で確認しその後に合否を判定することになります。
三次面接後に判定会議を行い結果はその日に確定しますので、合格通知はその日のうちに電話連絡・メール連絡が行くはずです。1日以上待っても連絡がない時は数日後に郵送で縁がなかった旨の内容が届きます。
気持ちを切り替えて次の企業にチャレンジしましょう。
⭐️就労移行支援事業所で訓練が就労の近道
面接の準備として就労移行支援事業所で訓練する事は、就労の近道です。じゅんたんも、就労移行支援事業所を色々見学して来ました。先ずは、ご自身で見学をして雰囲気や取組内容、自分自身の障害特性を踏まえて確りと見学して決めましょう。ご参考までに、障がい者別の就労移行支援事業所を紹介しますので、見学してみてくださいね。『働き続ける』ためのスキルが身につける事が大切です。