精神障がい者の採用面接で面接官が確認する内容6項目
厚生労働省の障害者雇用対策に掲げられている、『障害のあるなしに関わらず、誰もがその能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています。』
採用面談に聞かれる事を事前に答えを準備出来れば、『鬼に金棒』状態ですよね。その内容6項目を習得し希望企業面談にチャレンジしましょう。
①障害の状況や健康状態の説明
これは、採用後の配属先や配慮事項を検討する上で重要な内容なので、しっかりと説明しましょう。特に診断名や精神福祉手帳をいつ取得したか、その経緯をまとめておきましょう。
②日常生活のリズム説明
起床時間や就寝時間、食事のタイミングを説明出来るように生活リズムを整えましょう。これは、就職後に自立した生活習慣が保たれるかを判断する為のものです。
③前職を辞めた理由、その後の過ごし方を説明
退職の経緯、人間関係・残業・体調不良・業務不一致などの経緯を説明出来るように整理しておきましょう。また、退職後の生活について、療養や入院、または、就労支援機関等で職業訓練を行っていた等、説明出来るように準備しておきましょう。退職理由が明確で無いと面接官は嫌がります。
④安定勤務に必要な勤務時間、仕事内容の希望を答えられるように準備
時短勤務から始めて、慣れてきたら徐々に勤務時間を長くしたい。接客や電話対応は障害特性上難しい場合は事前に伝えるように心掛けましょう。面接官は自社の業務にマッチングしているか?就労はまだ早く就労移行支援等での訓練が必要かを判断します。
⑤配慮事項について、内容をまとめておく
上司や同僚、必要な人達に自分の障がいについて理解してもらう為に、丁寧に伝える事ができるように準備しておきましょう。面接官は配慮事項の内容が自社で勤務する際にハード面、ソフト面で対応が可能かを判断致します。対応出来ない申出は、その場で難しいとの回答がありますので、確りと考えられる様にしましょう。
⑥志望理由は積極的にアピール出来るように準備
この項目は、唯一積極的にアピール出来る項目です。今までの、自分の強みや成果を確りと伝え、入社の暁には、こんな事を貢献したいなどが言えるように自分の経歴から志望する企業の貢献できそうなイメージを持ち説明出来るようにしましょう。
⭐️就労移行支援事業所で訓練が就労の近道
面接の準備として就労移行支援事業所で訓練する事は、就労の近道です。じゅんたんも、就労移行支援事業所を色々見学して来ました。先ずは、ご自身で見学をして雰囲気や取組内容、自分自身の障害特性を踏まえて確りと見学して決めましょう。ご参考までに、障がい者別の就労移行支援事業所を紹介しますので、見学してみてくださいね。『働き続ける』ためのスキルが身につける事が大切です。