1年後、育児休業を終了させて復職の申出がMからあり生活状況の確認を行う為に訪問する。驚く事に、2DK住宅に兄弟や友人が同居しており、子供を含めて7人で生活しており、衛生面からもとても幼児を育てる環境では無かったが、更に驚く事に弟とその連れが妊っており、市の職員を呼び対応を検討してもらい、弟と連れは別の家に移ることとなる。ご主人はアルバイトを辞めており、今後は家政婦として家と子供の面倒を見る事で同意しており、Mが復職する事になる。彼らの人脈は狭くお金を持って居る知人の所に集まり共同生活をする行動パターンがある様で有る。有る意味、助け合い精神が高いが、動物的とも言える。
復職して3ヶ月後にMからご主人からDVを受けて居るので、家から子供を連れて逃げたいとの相談が有り、再度市の職員と協議し駆け込み寺的な施設を準備してもらう。ご主人は家政婦どころか、家でゲーム三昧で、夕方になるとMの財布からお金を巻き上げて毎日飲みに行く様な生活を行う。
市が準備してくれた駆け込み寺が待てずに、かつてグループホームのルームメイト(知的障がい者)の家に一時的に疎開させてもらう事となり、逃げ込むが、そこにはルームメイトとその彼氏(知的障がい者)との家で有り、居候生活が始まるが本能で行動してしまうためか、そのルームメイトの彼と肉体関係がバレて追い出される事になり、その彼と新たな家を借りて新生活をスタートさせる。その後ソーシャルワーカーの協力を受けながら離婚手続きを完了させる。